先日、3月4日に「西海市アボカド研究講演会」に参加してきました。

長崎県の西海市は特にアボカドの普及に力を入れています。

西海市は当農園も加盟している「長崎アボカド普及協議会」の西海グループと協力し、苗を育てています。

以下 西海市公報さいかいより H30.12月

西海市は農業の盛んな町でみかんやびわが特産品ですが、近年農家の高齢化や後継者不足で耕作放棄地が増えています。この実状から何とかその対策として手間のかからない作物が無いかと考え、5年ほど前より西海市内でのアボカド栽培に着目しました。市販のアボカド「ハス」は耐寒性が弱く西海市には向いていません。そこで、多くの種類より耐寒性があり、年内に収穫できる「ベーコン」「フェルテ」「ピンカートン」などの苗を取り寄せて試験栽培を始めました。また設立した西海市アボカド協会で和歌山県や愛媛県のアボカド研究所と多くの交流を重ね、暖かくみかんの良く育つ所では生育することを確かめました。しかし、その苗木が入手しにくく自分たちで作る以外に方法はありませんでした。それから数々の障害を乗り越え、今年の春、カリフォルニアより耐寒性のある優秀な台木の種「ズターノ」1000個を輸入でき、10月には果実の付いてるベーコンの穂木を導入、温室で1000本の接木を行い、来年には苗木として市内の希望者に配布する予定を立てることができました。西海市農林課や西海市農業公社の協力を得て栽培マニュアルを作り育て、市の特産品にできればと思っています。

講演会はまず、長崎アボカド普及協議会西海市グループ-代表-原口誠司さんのあいさつから始まりました。

原口さんはあの「原口みかん」発祥の原口果樹園の代表です。長崎の耕作放棄地対策でアボカド栽培がいかに有効かを話されていました。

そして今回の講演会の目玉は何といっても米本仁巳先生のお話でした。

米本仁巳先生は日本熱帯果樹協会の代表理事を務められており、アボカド栽培の第一人者です。

私は以前長崎で行われた講演にも伺ったので、今回が2度目でした。「アボカド栽培を始める前に知っておきたいこと」を約一時間ほどお話しされ、その後の質疑応答も盛況でした。この日は約150人ほど来場されていました。

午後からは原口果樹園に場所を移し、栽培中のアボカド現地見学会も行われたようです。

西海市では優先的に西海市在住の方に苗木を販売される予定です。

こういった活動が少しずつ広まり、長崎でもアボカド栽培がメジャーになっていってほしいですね。当農園も負けてられません(^^)